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漢方相談もお受けしています

今日は元々漢方以外の事で受診された患者さんが

「こんな漢方のクリニックを探していた」

と言われて急遽漢方についてもご相談をお受けしました。

もともと漢方薬局でお薬をずっと購入されていたので

今日は処方はしませんでしたが、私が診た限りで

東洋医学的に体の中がどういう状態になっているのか

いろいろとお話しさせていただきました。

漢方のお話をさせていただくのはいつも楽しいものです。

セカンドオピニオン的な受診もお受けしますので

ご希望の方は気軽にご相談ください。





クリニックの花

クリニックの奥の庭にいろいろな植物が植えられています。

クリニックを作るときに一番最初に行ったのが庭作りでした。RIMG0069.jpg

ちょうど一年前になります。

その頃に比べると多くの植物が

一回り大きくなって

元気に育ってくれています。

そしてこの時期もいろんな花が

咲いているので少し

お見せしたいと思います。

まずはヤマボウシです。RIMG0040.jpg

これは正確には花ではなく

ガクだそうです。

だんだん白くなっていきます。






次はザクロの花です。RIMG0042.jpg

昨年はたった1個だけ

実がなりましたが、

今年はたくさんなりそうです。






そしてこの白い花はRIMG0041.jpg

シークワーサーです。

実物は小さいのですが

かわいい感じです。






そして最後のものはRIMG0037.jpg

花ではなく紅葉の種子です。

春の季節感が出ていて

とても好きです。



久々に漢方の良書に出会いました

先日患者さんのご家族からぜひ一読を、といわれ

「自閉症は漢方治療でよくなる」

という本を渡されました。

この本は精神科医の先生が自閉症の患者さんに

長年漢方治療を行ってきた経緯やその効果が書かれています。

おそらく漢方の専門家という事ではないと思いますが

患者さんのためにいろいろな苦労を重ねながら

より有効な漢方薬を見つけていく過程がよくわかります。

そして具体的な症例やその処方から治療効果が高いであろう

ことは専門家の視点からすぐに理解できました。

というのも、この先生の治療法は一見するとそれほど特別な処方では

ないように見えますが、実際には治療効果を高める

重要な要素がいくつか組み合わされています。

おそらくそういったことは誰かに教わったのではなく

ご自身で試行錯誤されている中で見つけられたのだと思います。

そう思うと専門家である私はもっと創意工夫をこらして

よりよい治療を行っていかなければという気持ちになります。

日本の漢方の本で良書と思えるものが少ないので

いつも中国の本ばかり見ていますが

この本は非常に実践的ないい本でした。

たまには本屋さんでいい本がないか物色してみたいと思います。











季節の影響

五月も半ばを過ぎましたが、

「毎年春からこの時期にかけて体調が悪くなるのに

今年はどうもなくて調子いい」

とおっしゃる患者さんが時々います。

特に病気があるわけでもないのにこの時期になると

毎年調子が悪くなるというのは

東洋医学で言うと、この時期に気の巡りの不調が出やすいからで

体質的なものが関係している事が多いです。

最初から「この時期に悪くなる」とおっしゃる方は少ないのですが

そういう方が意外と多いのかなと思います。

医学では昔から六気といって気候や季節が人体に影響する事を

説いていますが、患者さんを見ているとそれをすごく実感します。

これからは梅雨にかけて湿度が影響しやすい時期になってきます。

これについてはまた改めてお話ししたいと思います。


学生さんも参加しての勉強会

今日は薬局さんと勉強会をしましたが、

薬学部の学生さんが見学に来ていたので

いつもの傷寒論ではなくて、実際の症例の話を

させていただきました。

腎不全で治療している症例ですが、

基本的には冷えを治療して体自体を元気にしています。

これで体調も良くなっているのですが、

血液検査では腎機能はもちろん、尿酸値、

甲状腺機能もすべて漢方薬のみで改善しています。

尿酸値の改善は全く意図していなかったのですが、

体調が良くなってくると改善してくるのですから、

こういったところが西洋医学とは違う漢方治療の面白いところだと思います。

学生さんにはどれだけ漢方薬の魅力が伝わったのかわかりませんが、

生薬を勉強する際に少しでも興味を持ってくれればうれしいと思います。

昔から研修医を教えるのが好きでしたが、学生さんに話をするのも楽しかったです。

やっぱり若い人に教えるっていい刺激になりますね。

突然の訪問者

今日は午後の診療の時に依然勤務していた

福岡病院の事務の方が訪ねてきてくれました。

いきなりの事だったのでびっくりしましたが

サプライズという事でわざとアポなしでこられたようです。

この方には研修医のときに公私にわたりお世話になりました。

昼は上級医に医学の指導を、夜はこの方に麻雀の指導を受けました。

当直明けでへろへろになりながら麻雀していましたが、今となってはいい思い出です。

もう15年以上の付き合いになると思いますが今でもたまにお会いして

仲良くさせていただいています。

今日は神戸で医学生向けの説明会があるとのことで

私も診療が終わってから参加しました。

すると、そこに研修医時代の同期が1人いました。

実に10年ぶりぐらいです。

久しぶりに見ると・・・やっぱり少し年取ったかな、と思います。

でもむこうも同じように思っていると思います(笑)

で、話をしていると今勤務している埼玉の病院で研修医向けに漢方のレクチャーを

してほしいと頼まれました。

旧友からの依頼なので喜んで引き受けました。

ちなみに講演の予定は秋に大阪で1件、

それから来年の春に神戸の大学関連で1件あります。

一般の方も参加できるようなら改めて告知させていただきます。






慢性蕁麻疹

最近蕁麻疹で受診される方が多いように思います。

蕁麻疹と言っても私のところを受診される患者さんはみなさん

皮膚科で薬をもらったけどよくならない」

という状態で来ますのでほとんどが慢性化しています。

漢方的に見ると冷えやストレス、疲れなど

が影響しているケースが多く見られます。

中にはペットの毛が原因と思われるケースもありますが

そんな場合でもスッとよくなって

正直こちらが少し驚く事もあります。

教科書的には「風熱」という状態で

清熱剤を使うように書かれているものが多いですが

私が診ている限りではそれほど多くないように思います。

そういう場合は以前にここで書いた「銀翹散」もいい薬になります。

そんなことを思っていたら、今日の診療が終わってから私の体にも

蕁麻疹ではないですが急性の湿疹がばっとできました。

今週はゴールデンウィーク明けで忙しく

疲れがたまってきていたのはわかっていたので

”あ、とうとう自分にも出たか・・・”

という感じでした。

いつも患者さんの処方ばかり考えていますが、

今日は自分用の処方です(笑)

その他に強烈に眼が疲れていて頭が重かったので

最初はそれを治すことを重視して

補中益気湯と麻黄附子細辛湯、当帰芍薬散、桂枝茯苓丸を調合しました。

それを服用したら5分ぐらいで眼は楽になってきました。

眼の疲れがなくなれば処方を少し変えるつもりですが

このままの処方でも湿疹もよくなると思います。

後はゆっくり寝ることですね。

という事で今日は早めに寝ます。















丹波篠山の里山

今年のゴールデンウィークあまり出かけずに家でゆっくりしていたのですが、

一度だけ丹波篠山の里山を見に家族で出かけました。こごみ.jpg

以前からオーナーの方にお誘いいただいて、

行ってみたいなと思っていたので

ようやく念願が叶いました。

現地につくとまずはりっぱなシダのお出迎え。

かなり立派で見応えがあります。

オーナー夫妻に案内していただいたのですが

こごみという植物で芽が食べれるそうです。レンゲ畑.jpg

さらに奥にすすんでいくと蕨やこしあぶら

という山菜がたくさん生えていました。

他にもいろんな花が咲いていましたが、

レンゲ畑もありすごく懐かしく思いました。

子供たちはカブトムシの幼虫を見て

かなりテンションがあがっていました。
カブトムシの幼虫.jpg
空気も美味しくて、

自然を満喫した一日となりました。

お土産にいただいた山菜も

ととても美味しかったです。

とくにこしあぶらは絶品!でした。
























生薬の高騰

今日は数名の患者さんから

「クローズアップ現代で漢方のことをやっていた」

と教えていただきました。

どんな話だったのかネットで調べてみました。

http://www.nhk.or.jp/gendai-blog/2012/04/23/

漢方に使われる生薬の値段が高騰しているのですが、

このことは何年も前から業界ではみんな知っています。

普通の薬と違って漢方薬は自然の植物を主に使っていますから、

徐々に貴重なものになってきており、

それにくわえて中国の物価上昇、一部の投機目的での買い占めがあって

価格がさらに高騰しています。

中国では不動産の投機目的での売買が制限されてきているので

それに変わる投資の対象になっているのだと思います。


また中国では伝統医療の治療費が割安と言っていますが、

私の知る限り、むこうの本当の名医は自費で

日本円に換算すると日本の保険診療の費用より高いです。

物価の違いを考えると相当高価です。


日本こそが保険で比較的割安に漢方診療を受けることができる

世界でもまれな国だと思います。

このめぐまれた環境に感謝して、これからも患者さんに喜んでいただけるよう

診療を続けていこうと思います。




















黄砂はくせもの

最近空咳で受診される方が時々いらっしゃいます。

多くは風邪を契機に症状が出現していますが、

他の症状はすぐによくなったのに空咳だけが続くというパターンです。

さらに普通の咳止めがあまり効かないことが多く、これも症状が長引く一因になっています。

これは中医学では肺燥と言われる状態で治療はさらに細かく分けて考えていきます。

しかし、西洋医学的な病名ではこれに相当するようなものがあまりなく

診断がはっきりとつかないことがよくあるように思います。

なかには咳喘息と診断されて吸入を処方されているケースがありますが、

喘息の病態とは違うので効きません。

実は秋から冬にかけては比較的よく見られるのですが

この時期に見られるのは珍しいのです。

どうしてなのかはわかりませんが、患者さんの話を聞いていると

一部の黄砂が影響していると思われます。

そういえばアトピーの方で黄砂で花粉症が悪化するというので

まず花粉症を治療したら、花粉症の症状とともにアトピーもすっかり

よくなってしまった方がいます。

アトピーではまず使わないような処方でよくなったので私もびっくりしました。

この時期の体調不良は実は黄砂が影響していることが

意外と多いのかも知れないとちょっと思っています。




















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