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つながる

昨年からずっと気になっていたことがありました。

それは「××に行ったら〇〇さんにここの診療所に行け」と言われたから来た、

という患者さんが数名いらっしゃるのですが、

この〇〇さんが誰だかさっぱりわからないのです。

××に私の知り合いはいないし、患者さんでも該当する方はいません。

謎の〇〇さんだったのですが、それがようやくわかりました。

先日ご本人が受診されたのです。

お会いしてみれば・・・以前私が診ていた患者さんでした。

その方を診ていたのはもう7年前です。

慢性疲労症候群でその当時は1日17時間も寝ていたりしていたのですが

1年程漢方を服用されてすっかりよくなられました。

2年前にわたしが開業していることを知り、たまたま勤務先の近くだったので

患者さんを紹介して下さっていたようです。

ずっと気になってもやもやしていたのですっきりしました。

それとこの件もそうなのですが、最近はいろんなつながりを感じることがとても増えています。

今日も「中国語を本格的に勉強しようと思うんだけど」

とある人に話したら、それなら知り合いを紹介しましょうかと言われました。

その知り合いの方は日本語と中国語のバイリンガルで、

お父様は中国の中医(漢方医)だと言うのです。

”なんてぴったりなんだ” と心の中で叫んでしまいました。

こういうことがたくさん起こるとワクワクします。

個人的にはシンクロニシティが加速しているように感じています。

こんなに寒くても冷え性と気づかないこともある

今日はクリニックの辺りは雪も降る寒い1日でした。

こういう日はほとんどの冷え性の方は寒いと感じると思うのですが、

中にはそうでない方もいます。

その代表格は男性と子供です。

先日会った一例をお話ししたいとおもあいます

それは慢性鼻炎で受診された男の子でした。

診察した結果冷えがベースにある鼻炎と判断し、

それにあった薬を処方したところ、2診目にはだいぶ良くなっていました。

そこで自分の判断が正しかったことを確認し、

「冷えがベースにありますね」

とお話させていただきました。

それで少し残っている症状に対して

薬は同じで量を少し増やして対応しました。

そして迎えた3診目。

良くなっているだろうなと思いきや予想に反して

「少し悪くなっている」というではありませんか。

なぜかな?と思いましたが、服装を見てすぐにわかりました。

この寒い時期に学校の体操服のまま短パンで来ていたのです。

本人に「寒く感じたりしませんか」と聞いても

「感じないです」と言います。

そこで足を触らせてもらうと明らかにかなり冷たいのです。

お母さんも足が冷たいのは知っていましたが、

本人が寒がらないので特に気に留めていなかったようで

家でもいつも薄着ということでした。

男性や子どもの場合、自分が冷え性だとは想像すらしていないケースがあります。

体を触って明らかに冷たかったり、少し温めた方が気持ちいい場合は

冷え性の可能性がかなり高いです。

ですから自分が冷え性だとは思ってない方もたまには自分の体を触って

セルフチェックしてほしいと思います。


ラジオでも言いましたが、どのくらいの量を使うかもポイント

昨日ある患者さんから興味深い話を聞かせてもたいました。

その方は定期的に通院されているのですが、昨日は風邪で受診されました。

最初風邪をひいたときに喉が痛くなってそのあと声が出なくなったそうです。

今までも時々そういうパターンがあり、そうなると1週間近く声が出なくなとのことでした。

困った患者さんはなんとかならないかと思い、ここはお茶しかないと思って

それをガッツリ飲んだら翌日には声が出るようになっていたということでした。

このお茶というのは診療所で「今月のお茶」としてお出ししているお茶のことです。

元々は販売はしていなかったのですが、欲しいという方が時々いらっしゃるので

今は販売もさせていただいています。

ただこのお茶は味を優先しているのであまり濃くありませんし

1月のお茶は主には胃腸に効くお茶で風邪用のものではありません。

それが効いてくれたのですから、いい意味で驚かされました。

そして改めて勉強になったと思いました。

もちろんお茶が効いたのには理由があります。

まず第一にお茶に含まれている生薬と風邪の生薬にはある共通項があります。

それは辛味です。

生薬には五味といって甘い、辛い、苦い、酸っぱい、塩辛いの5つの味があるとされます。

そしてそれぞれの味によってある程度共通した効能を持っています。

生姜などの辛いものを食べると眠気も吹っ飛びますよね。

つまり気の巡りを強める働きがあります。

また温まって汗も出たりしますよね。

このように発汗、それから体の中の余分なものを発散させる働きがあります。

風邪の場合、東洋医学的には外から入ってきた邪を発散させて治す、

というのが基本的な考え方なので、通常辛味の生薬を用います。

ただ、辛くても胃腸に効くような生薬は本来風邪にはあまり効きません。

そこで第2のポイントですが、大量に服用したという点です。

これにより辛味の持つ基本的な効能が強まり、風邪に効いたと思われます。

漢方では苓姜朮甘湯と苓桂朮甘湯などのように一味違うだけで違う方剤になるものもあり

一味の違いを厳密に考えることもありますが、基本的な考えがあっていれば

多少違っても同じような系統の生薬を使うとある程度改善することが多いのも事実です。

ですから中医学の本には、

「正しい弁証(診断)をすることが大事であり、弁証が正しければ

薬はぴったりでなくても効果出るからそれから微調整すれば良い」

と書かれているものもあります。

これは漢方を勉強する初学者にとってアドバイスになると思いますし

薬膳をする方にも役に立つと思います。

というのは薬膳では漢方のようにたくさんの生薬があるわけではなく

薬効と言えるような効能を持つ食べ物は限られているので、

それを工夫して使っていく必要があるからです。


ちなみにこの患者さんの弁証は傷寒論の少陰病で本来の治療は

麻黄附子細辛湯だと思います。

喉は良くなったのですが、鼻水がまだ残っていたので受診されました。


ちょっとしたお知らせ

昨年、ラジオで漢方について話してほしいと頼まれていまして

昨日ラジオ関西に収録に行ってきました。

ラジオで話をするのは初めてでしたので、ちょっと緊張しました。

スタジオに入ると生放送中ですっかり見学者の気分でした(笑)

テーマは自由で当初はインフルエザについて話す予定だったのですが

原稿を書く段になって気が変わって冷え性のセフルケアを中心に話をさせていただきました。

このテーマにしたのはなるべく自分自身で治せるものは自分で治す、

そういう意識を持ってほしいと思ったからです。

今年も多くの患者さんから

『明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。」

とのご挨拶をいただいていますが、本当は医療機関にかからないのが一番ですからね。

放送は1月19日の「寺谷一紀とい・しょく・じゅう」という番組の中で

19時20分過ぎからの予定です。

興味がある方は聞いてみてください。








今年は酉年、羽のような軽い波動でいきたいと思います

少し遅くなりましたが、このブログを見てくれている皆様、

明けましておめでとうございます。

昨年後半から今年にかけて自分の中ではかなり

心境の変化が起こっているように思います。

まあ、なんというか一言で言うと以前よりもより自然体で

力が抜けている感じかもしれません。

その例として年末に来られたある患者さんの話をしたいと思います。

その方は以前から漢方を色々服用されていて、東京の有名な先生にもかかっていました。

病気も病気だったので煎じ薬でかなり強力にお出しさせていただきました。

処方した薬は今まで飲んできた薬と種類も量もかなり変わっていました。

そのこともお伝えしましたが、快く受け入れてくれました。

そして先日受診された時に

「今まで漢方をずっと飲んできてあまり効いた試しがなかったが、

今度の薬はとてもよく効いた」

と喜んでいただきました。

他の漢方が効かなかったのに私の薬が効いたのは

別に魔法でもなんでもなくちゃんとした理由があります。

主には薬をしっかりその患者さんの状態に合わすこと

(適した生薬を選択すること)

それから適した薬の量を使うことです。

私が行っているのは基本的には師匠から教わった中医学であり

多くの漢方医がベースとしている日本漢方とは違います。

そして中医学の中でも火神派と言うちょっと異端な流派に属しているので

中医学をしている先生からも奇異の目で見られることがあります。

特に若かった頃は軽く見られて頭ごなしに否定されることもあり

自分の知識や技術を提示することに消極的でした。

ちなみにこの方の処方は普通の日本漢方の先生が見たら

きっとびっくりされるような処方です。

(まず日本漢方ではありえない処方ですから)

重鎮の先生が見たら苦虫を潰したような顔をされるかもしれません。

それでもいいのです。

患者さんがよくなってくれれば。

そしてよくなっているという事実に興味を持ってくれるドクター、

そして私の持っている中医理論に共感してくれるドクターが現れるしれませんので

機会があれば話していきたいと今は考えています。

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